通信制高校のイメージ

通信制高校とは、自宅などで、レポートなどの課題を進めながら、

単位を取得して卒業を目指す高校です。

 

全日制高校(いわゆる一般的な「高校」)のように、毎日決められた時間に学校に登校する必要はありません。

3年間所属し、単位を取得することで卒業。卒業したら全日制高校と同じ高卒資格を取得できます。

 

通信制高校に全く馴染のない人には、

「通信? ネットで授業受けられるってこと?」

という誤解をされたりもするのですが…。

 

(大学予備校の映像授業とかをイメージされるのかな?)

 

そんな通信制高校はずいぶんと昔からあるようです。(昭和30年代からあるとか)

当然そんな昔はネット環境はおろか、電話も各家庭に普及していませんから、

【通信】とは郵便などを利用して、教員から離れた地域で学習を進めることですね。

 

ちなみに現在、通信制高校を卒業するためには

・レポートを締め切りまでに提出する

・スクーリング(決められた会場と日時で受講する面接授業)に規定回数出席する

・単位取得の試験を受験する

ことなどが必要となってきます。

 

 

今では実際にインターネットを利用して授業などを行う学校もあるし、

ペンタブレットに直接記入して紙の用紙を使わない学校なんかもあります。

 

もちろん昔ながらの紙のレポートで郵便のやり取りをしている学校もたくさんあります。

 

私は20年ほど前に通信制高校に通ったことがあります。

私が通っていたのは、

・県立の通信制

・全日制の高校の校舎を使用してのスクーリング

・生徒の年齢なども色々

でした。

 

元々通信制高校は様々な理由から昼間、全日制の高校に通うことが難しい人が通います。

ですから、家庭の事情で若いころから働いている人が通ったり、

スポーツや芸能のプロ活動をしている人が通うことも多かったようです。

 

近年になって、上記のような通信制高校のイメージもちょっと変わったように思います。

 

特にここ10年ほどの通信制高校は、

・学校での人間関係に問題を抱える生徒

・毎日の通学が体力的に厳しい人

・中学生の時期に不登校になり

学力やメンタルの面、内申点の関係で全日制への進学が難しい生徒

などの受け皿としての役割がクローズアップされているように感じます。

 

 

それに伴って、いろんな通信制高校が増えて、

自分に合った学校を選べるようになりました。

 

一言に通信制高校に入学したいと考えていても、みんな求めるものは異なります。

・とにかく高卒の資格が欲しい

・大学にしっかり進学して逆転を目指す

・バイトと両立したい

・生活習慣も見直したい

・友達が欲しい

・しっかり勉強したい! いいや楽して卒業したい!

 

などなど。

 

せっかく選択肢が増えてきたのだから、本当に自分に合った学校を選んでください。

もしよろしければ、わなどぅでもご相談に乗ります。

お気軽にご相談くださいね!