どうするの? と人に聞いたり聞かれたりすることがあります。
やさしく「どうしたいの?」という質問があります。
「あなたはが本当にしたいことは何なのか、私に教えてほしい」と聞いているのでしょう。
ぶっきらぼうに「どうすんの、これ?」というのもありそうですね。
「もうどうしようもないじゃん…、なんとかできるもんならしてみなよ」と不満をぶつけるときにこんな聞き方をします。
イライラしながら「どうするの‼」と聞かれる時は肝が冷えます。
「早く決めろ、なんて優柔不断なんだ‼」と全身で不満を表現されると、ますます身動きが取れなくなります。
『あなたはこれからどうするの?』
『なにがしたいの?』
この問いかけは場面によって色んな意味を持ってしまいます。
聞き方によって、優しさや気遣いを含んでいる場合もあれば、嘲りや不満、焦りが透けて見える時もあります。
私も子どもたちに「どうする~?」「何しよっかー?」と能天気に聞いていることがあります。
できるだけ無色透明、あるいは思いやり、気遣いを含んだ「どうする?」にしたいと考えていますが…。
知らないうちに、
(あー、こっちで考えるのめんどいし、子どもたちに決めてもらお)
(とりあえず、子どもの意見聞いておいたっていうポーズをとらなきゃ)
みたいな姿勢になっていないか、不安になります。
家庭や学校で子どもたちがたくさん「あなたはどうするの?」と問いかけられる時期に、ふとそんなことを考えました。