趣味の話です。
いろんな趣味や興味を持っている子供たちを見ていると、「一緒に楽しむことのできる仲間が見つかればいいねえ」、と思います。
同じ趣味を持つ友だちがいれば、きっとすごく楽しいだろうなあ、と思います。
ちょっと勇気を出して同好の士を探すのは、とっても素敵なことです。
クラブや同好会、サークルみたいなものに所属すると、思いがけず一生の友だちができるかもしれませんね。
と、こんなことを、言っていますが、私は自分の好きなものを他人に知られるのが、実は苦手です。
だれかと趣味を共有したり、好きなものを「好きだ!」、と宣言することがなかなかできません。
嫌いなものや好きなものはもちろんありますよ。
今回は少し私の趣味のことを(頑張って)書いてみましょう。
子どものころなぜか苦手だったのは、仮面○イダーや、なんとかレンジャーでした。
幼稚園のとき、「ごっこ遊び」がどうにも恥ずかしく、せっかく友だちが「戦隊ごっこをしようよー」と誘ってくれたのに、泣きながら「嫌だー」と言っていたのを覚えてます。
代わりに好きだったのがゴジラと宇宙戦艦ヤマト。
90年代のゴジラは怪獣同士がビーム吐きながらプロレスするやつです。
ヤマトはもちろんリアルタイム放送ではありませんよ。夕方に再々再々・・・・放送してたのを見てワクワクしていました。
おっきいものがドッカーンと撃って、ズドドドとたくさん爆発するやつが好きでした。
アクション映画とか戦争映画が大変好きでした。
今でも大して好みは変わっていません。映画の価値は火薬の量で決まるのです。
ちなみに母親の好みとは少々違ったようで、銃撃戦と日本刀と殴り合いで出来ている映画を見ている我が子が、ちょっと心配だったようです。
銃や戦闘機の名前やら性能ばかりをニマニマ記憶する我が子の姿は、身内からすれば物騒に見えるものでしょうか。
喧嘩の一つも満足にできない、引っ込み思案な性格でしたので、やはり趣味は趣味に過ぎない、おかん心配しすぎやで、と今なら思いますけれど。
小学生の頃は推理小説も好きでした。(結構グロイのも読んでましたね)
中学生くらいからアニメと漫画をよく観るようになります(当時はエヴァンゲリオンが流行っていたなあ)。
それと同時にゲームをする時間も徐々に増えました(プレステくらいから)。
そのうち趣味が高じて絵を自分で描くようになったりして…。
これだけ自分のことを書くと、あー疲れた…。
典型的なオタクなわけですが。
でもそんな自分を他人に知られるのは、なんかイヤだなあ、と思う自分が確かにいるわけです。
子供たちには、好きなものは「好きだ」と、あっけらかんと周りに言えるほうが、何かと気楽だしきっと楽しい経験がいっぱいできるよ、とこれからも言うのだと思います。
一方で、「趣味は?」「家ではいつもなにして楽しんでる?」と聞かれて、口ごもってしまう子どもたちを見たときは、「そりゃあ、俺でもきっとそういう反応になる」と思うのです。